二階堂の家
- MAIKO HANAWA
- 7月14日
- 読了時間: 2分

二階堂のリノベーションの家。
庭は古いまま残されていた中、植物の好きな施主がいろいろ工夫を凝らしていたが、元々から残されている石組みや樹木があるため手に余ってしまったとご相談。
象徴的な石組みと勾配が庭の中に入り組み、立派な長年仕立てられてきたモミジが鎮座していた。
庭のリノベーションは、家と同じく、全てを壊してしまって一から作れば何も悩む必要はないのだが、今あるものの良さを引き出しつつ、何が問題で、ほしいもの(コト)は何で、どれが必要で大切で、どれが要らないかをはっきりさせることが大事。
”まずはこのモミジはこの家の御神木のようなもので、絶対に必要だが、場所が悪い。”
”象徴的な石組みや盛土は壊してしまうと芋ヅル式に多くの外には現れない付帯工事が発生して費用が嵩むので現実的ではない→活かしていく。”
などなど。
ご家族の趣味や暮らし方などのヒアリングの上、全体のリノベーションを行った。

モミジを移植したので、玄関のアプローチから見えるようになった。
施主が大切に育てていたホスタ達も無事芽吹いて。



















